写経は元々、数少ない経典を学んだり、人々に伝えるために、
お坊さんたちがお経を書き写していたことに由来しています。
法華経には、「この経を受持し、読誦し、開設し、書写し、
説の如く修行すれば、よく大願を成就す」とあり、
成仏や功徳の思想に基づいて書写されるようになったと書かれています。
写経には認知症の改善や予防にも効果があり
脳を活性化するのに最も効果があると、
川島隆太・東北大学教授と学研の共同で分かっっています。
写仏は、難しい経典が分からない人々にも分かりやすく、
絵で描き表したの仏画を描き理解してもらおうという願いから始まりました。
仏様の種類も色々あって、「観世音菩薩」「大日如来」「阿弥陀如来」など、
それぞれの仏様に意味があって、仏様が浮き上がってくる、描く楽しみを感じられるでしょう。
写経・写仏と聞くと、かしこまった感じで、
少し取りかかりにくいようにも感じますが、
やっているうちにだんだんと集中していき、
無を感じることができるようになりますよ。